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好きなものを書く。

K.now O.nlyメタルじゃん

掲題の通りです。K.now O.nly。刺さる予定はなかったのですが、重金属愛好家としては避けて通れないカルマを感じました。なので今回もブログを書こうと思い筆をとっています。今回も曲に関する妄想です。

※妄想なので、あってないことも多々あると思いますがお許しを。千差万別に解釈はあります

※○○っぽいって結構使いますけどパクリとかではなく、私は音楽って過去の楽曲の血肉を受け継いで新たな曲が紡がれている、と認識しているので、そういう意味で使っています。

※クラシックほどメタルに詳しくありません。(後述)、バンドもふんわりセッションくらいしかしたことありません。

それでもよければ。

■私

音大卒のせむピー。でも牙崎さんの下僕になりたい。

中学生のときにIron Maidenに出会ってから、ふんわりメタルが好き。とはいえ偏食で特に好むのはヘヴィメタルはもちろん、シンフォニックメタルとオルタナメタル。スラッシュメタルはそこそこ好き。デスメタルは聴かない。
好きなアーティストは以下。(もちろんこれ以外にも好きなアーティストはたくさんいるけれども)

Kornなんかもいいねえ。和製だとXとかVersaillesとかが好きでした(あんまり詳しくないけど)そんなゆるふわメタラーですが、今回のK.now O.nlyにグサグサ刺さりました。

■どんな曲?

楽曲名:K.now O.nly
歌唱ユニット:THE 虎牙道
歌っているメンバー(敬称略):大河タケル(CV:寺島惇太)、牙崎漣(CV:小松昌平)、円城寺道流(CV:濱野大輝)のお三方。

アイドルマスターSideM GROWING STARS」(サイスタ)でのイベント曲として実装されました。虎牙道ですがなんとメンタル曲です。メ(ン)タル曲なんでしょうか……。

7/6リリースの「GROWING SIGN@L 09 THE 虎牙道」に先んじて5/9にリリースされた曲です。

■本題

では早速本題。重金属好きの叫びをお聞きください。

まず。

アイドル×メタルというとBABYMETALを思い出す人もいるかもいるかもしれません。ただ、私の解釈では今回のK.now O.nlyはそれとはちょっと異なるかな〜なんていう妄想です。

BABYMETALは、メタルの上にアイドル要素が乗っている(曲は完全にメタルである)という解釈なのですが、K.now O.nlyはあくまでも本体はアイドルソングで、それとメタルとの融合という解釈かなと思いました。あくまでも私の解釈です。

〜0:07の冒頭について

歪みギターが右耳にすっと入り込んできます。右耳にパンを振ってるのがセンス〜〜となります。センスだーメタルであるやつだ〜〜以降のテンションがあがる前触れのような上ずる気持ちを必死で抑える旋律。そこに交わるドラムのシンバル。前触れってかいたけれども、もうここからぶち上がっていくの間違いなしなんですよね。そんな予感を感じました。

あとね、冒頭最後のビーーーって言う歪みギターね。もう本当にヘキですね。たまりませんね。格好良くないですか?格好良いんですよ。ええ。音楽は静と動なので、ここで一瞬止まることでその後が尊く見えるのです。

 

〜0:22のイントロ

fight!!の掛け声!!!あーーーーー格好良いーーーー。オラついてる、好きーーーーーーーーー。ここでようやくバンドパートが揃う(ベースが入る)シンバル多めのシャカシャカした音と歪みギターとブイブイ言うメタル……ヘヴィメタルほどはきれいじゃない……スラッシュメタルを彷彿とさせる金属感を感じます。格好良すぎます。

これが8小節続くんですよ?虎牙道P生きてる?

0:20〜Aメロ

虎牙道のお声を聴けるというだけでも、幸せなのですが……ここはね、まだメタルゴリ押しサウンドなんですよ。オケは歪みまくってるし、こういうメタルあるよね、という中でのアイドルの歌声。融合。一つずつみていきます。

まず。コングが鳴り響く〜のタケルくんソロ。
タケルくんの伸びやかな声はあまりメタル向きではない(シンフォニックメタルなら合うかも)。のですが、、、前述のアイドル曲との融合という点においては完璧なんですよ。彼がいなかったらこの曲はただのメタル曲になってしまっていたと思います。なので、彼は大切な大切なピースたりえるのです。タケルくんの声好き……

とはいえ。

張り詰める緊張の瞬間が〜の道流ソロ

これがねーまたいいの。道流さんって割とS.E.M山下さん系(こぶし多め系の)の声をしているという解釈なので、一つ歌が入るとめっちゃ映えるんですよね。この声がよいスパイスになる。

望むところだREADY NOW〜の牙崎ソロ

多分315プロの中で一番メタルが似合う男ではないか?とおもうくらいあの声が曲にマッチしているとおもっています。まったりめのボーカル(オケはまったりではないが)ぶっ刺さります。静と動で言えば間違いなく動ですね。

そして。

標的めがけたら〜のタケルくん!!けしからんよ!!Bメロへの引導すなわち静への移行。これはタケルくんにしかできないのですよ。のびのびと歌ってるの好き……。

あと牙崎ソロからのタケルくんのあたり。一オクターブ上でなにかしら声入ってますよね?ご本人の声なのかあるいは楽器か……、そういう風な演出なのかわかりませんが、少なくともクラシック(管弦楽)ではそういうふうに音を処理すると音に説得力が増すんですよねえ。(にわかオーケストラ知識)

歌詞もいいですよね。彼ららしいといいますか。戦い、頂点への飽くなき想いそれが濃縮された歌詞でLOVE〜〜〜です。

0:38〜Bメロ

のびやか目な道流さんとタケルくんのソロからの牙崎さんの盛り上がり、素晴らしいんだ……基本的には全部跳ねている曲ですが、ここはどちらかというとサビに向けた落ち着いたパートだと思っています。まあポップスはなんでもそういう傾向があると思いますが。

でもさー、ここでも歪みギターが。ゴリッゴリのメタルサウンドが、バックで流れているんですよ。最高か?最高すぎん?だってメタルと虎牙道がいるんだよ?尊くない?メロディのボーカル部分はあんなにのやかできれいな歌なのにメタルがバチバチに鳴ってるんだよ……?こんなの好きになるしかないじゃん。前述した

あと掛け声。実際のライブではきっとPちゃんの声で合いの手入れたくなる……んだけれど、少なくともこの曲、AメロBメロだけ聞くとせっまい箱で掛け声はメタル好きのおっさんでダイブもして……みたいな妄想ができます。でも、それ以降は……(後述)

このゲーム俺のだー!

これに惚れた下僕各位挙手してください。このあとも惚れるポイントはたくさんあるのですが、まずはここに惚れた人挙手を……
ゲームというのはもっと概念的なゲーム(彼らが目指す頂点に至るためのゲーム)だとおもうのですが、イベントもゲーム題材だし、ダブルミーニングにを感じます。ニクい演出ですよね。

0:54〜サビ

ここでねゴリッゴリのメタルサウンドだったのにね。サビはアイドルソングなんですよ!!!!!あんな四つ打ちメタルサウウンドなのに!!!!繋ぎ、神か???Bメロの仕事しすぎ。

合いの手もこれまではfight!fight!しっかりと切れ目のある音だったのに、これは!!!Oh〜とアイドルソングにありがちな長めな合いの手というかバックボーカルというか。ジャニーズとかで見かけがちなやつ。これがあるからこそこの曲はアイドルの曲たらしめているのだと、そう妄想しております。メタルだったらここで狂ったおじさんが狂った叫びを上げているに違いない(妄想)ので、

でもでも、しっかりとバックではゴリゴリ鳴っていて……何の系譜を歩んでいるのかな〜と少し考えたのですがゲーム音楽とかではこういう手法ありそうですね。にわかですけども。

歌のほうもみていくのですが、虎牙道三人揃うと破壊力やばくないですか?オーケストレーションはにわかなんですけれど、のびやか系タケルくんとクセ強めダンディ道流さんとエッジの効いた牙崎さんの声が、良い具合にマッチしています。オーケストラではバイオリンと同じ旋律を管楽器で鳴らすことで、良い具合に芯が出てくるのです……。

歌詞も好き〜〜闘志まるだしなのが良い〜〜〜虎牙道〜〜〜前職も頂点を目指していた三人がアイドルの世界でもまた、頂点を目指す。その想いをひしひしと感じます。

とにかく好きです。

1:17〜間奏

基本的にはイントロと同じなので、省く……のですが、一点だけ。

1:24あたりで一瞬音楽が止まるじゃないですか。DJのターンテーブルをいじったときのような。これが二番への合図なんですよね。良き……メタルとは違う要素かなと個人的に思うので、新鮮なように感じました。

1:27〜Aメロ2番

音がね。一番よりはたされている。私のヘキポイントは歪んだエレキが高音でなるところですね。あれよくないですか?メタルアーティスト全員やって?ドラムもシンバルの音とかが増えてて、あー盛り上がるーーーーーー!!!!ってなりました。ノリノリでドラム叩いてますよねわかる。

歌順はね。今度は牙崎→道流→タケル→牙崎の順番だと思われるのですが、Aメロ後半の牙崎さんの

答えは言わずがもなってここで見せつけてやる

下僕の推しポイントその2です。答えを見せつけるってやばないですか?眠っていればいいのか目覚めるのか(意訳うろ覚え)に対してのこれ。なんか一周回って?愛を感じませんか?(カップリングではなく、もっと形而上てきなもの)牙崎さんがこれ言うことになにか大きな意味を感じるかもと思う。

1:40〜Bメロ2番

基本的には一番と一緒のように思えたのですが、ゴリゴリメタルサウンドのなかのアイドルの伸びやかな歌声が美しい。けれど、一つだけ。

歌う順番が一番とは異なり、タケル→牙崎→道流となっているのだけれどもやっぱBメロラストってすごい映えるのかな、道流さんが「この勝負もらった」歌うのかっこよすぎん???????いくら歌とはいえ、普段は温厚な道流さんが闘志むき出しにするの熱くないですか?ギャップ萌えじゃん。他の虎牙道の曲も聴き漁りたくなります。道流の歌声すこです。

1:59〜サビ2番

音楽的にはそこまで変わっているわけではないので割愛しますが、なんだか、とっても元気づけられる歌詞ですね。劣勢はチャンスだろ………心に刺さりまくります。座右の銘にしたいくらいです。好きです。

2:22〜Cメロラップ

正直に言うてみ?ここ見たかったやろ?私も書きたいよ。

まだ虎牙道はにわかでCDを全部持ってないのですが、牙崎さんのラップやばくないですか?あの声だからできる、音程のないシャウトみたいな。メタルの真骨頂がここの部分にあたると思っています。私の大好きなSystem of a downにもこんなシャウトがあった気がする(どのメタルもそういうのありそうだけれども)

ラップっていうとアイドルらしいラップ(J事務所でしばしばみるやつ)をよく見る(それも好きだけれど)を思いがちですがこれは間違いなくメタルのそれですね。これフェスとかで生で聴いたら涙流してしまうかもしれない。

オケも最高です。タムバシバシのドラムと音程がわからないくらい歪ませたギター。MarilynMansonとかにでてきそうな。具体的に言えば有名どころだとBeautiful Peopleにありそうな。あえて音程をとらないことでボーカルのラップが映えに映える……。
ちょっと思ったけど、なんかここジャズのビックバンドのソロの手法もありそうなあれですね。ドラムだけ叩いてソロ演奏するやつ。ジャズは全く詳しくないのですが……

「まっだまだいける!」の高音に上ずるところ好きすぎて寿命伸びる。その歌声に心がキュンってなります。

(歌詞はすみませんが全部はききとれてないです……CD発売を求む。)

 

2:29〜Cメロ10、9、8、7……

正直に言うてみ?ここも見たかったやろ?私も書きたかったよ(二回目)

歪みギターにバチバチのリズム隊!このオケ〜〜〜〜〜〜ばりばり重金属〜〜〜〜ヘヴィメタルあるある〜〜チャレンジで見たやつ〜〜〜〜好きなやつ〜〜〜〜〜〜。
もうこういうの何回聴いたのかわからないけど、何回も聴いたやつです。リズムといい楽器といい。オタク(メタルオタク)を刺激するフレーズなこと間違いなしです。本当に。本当に好きで。

そして、ね。

そう、虎牙道の彼らのカウントダウンね。前述の通り三人の歌声はいい感じにマッチするのだ、みたいな話を書いたとおもうけれども。カウントダウンでその真価を発揮するきがします。これ一つで楽器じゃん。好きすぎる。っていうかそもそもカウントダウンするのってだめよ。好きになっちゃうじゃん。「まだまだ行ける」からのカウントダウンですよ?オタクこういうの弱いよね?わかるよ

そしてCメロ最後のドラムソロ。「解か」ってるじゃん。。。

 

2:45〜大サビ前〜大サビ

タケルくん?のソロから始まる。今まではバンバンリズム隊で刻んできたような曲だけれど、ここはおとなしく、ギターも歪みすぎず、音程を判別できるようになっている。大サビに向けての準備が粛々と進められている……ここだけ聴くとアイドルの曲っぽい、あるいはメロコアっぽい様相が見えるなーとおもいます。

大サビはもう何もいうことがないですね。持てる力をもって華やかに格好良く、先に書いたようにメタルとアイドルソングが融合を果たしていると解釈します。本当にメタルなのに確実にアイドルソングなんですよねえ。不思議。でもその不思議さは好き。

 

アウトロ

イントロとほぼ同じなのですが、これも一点だけ。

ラストのラストでベースのソロがいるじゃないですか〜〜〜ベースソロ大好き教信者としては、見過ごせないんですよね…。ベチベチ言うベース、、、ヘキにくる……LOVE……

 

■最後に

思うままに書いたら、こんな文字数になっちゃいました(二回目)。一番思ったのは、聴き込むと三人の歌声の方向の違いがよい調和となってすごい表現力を生み出しているな、と思いました。これに加えてライブで殺陣やられるんでしょう?虎牙道のオタクになりますよねこんなの。

今回書いた内容も妄想なので、あくまでも個人の解釈ということでよろしくおねがいします。